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(写真1)二枚の写真を中央部で合成しています。左側が速水林業の管理林分で、右側が間伐がされないまま放置されている林分。左と右では、下層植生の状態が全く異なっています。当地では下層植生が無いことによって表土の流失が発生し、生物多様性の確保もままなりません。
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(写真2)ヒノキの林分の中に広葉樹のコナラを残していますが、葉の繁茂で日光が林床に届かず、木の下は地面がむき出しになっています。一方、周囲の間伐が行き届いたヒノキ林はシダが地面を覆い尽くしています。森林の機能の可否は広葉樹・針葉樹の別で一概に判断することはできないのではないでしょうか。
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(写真3)イノシシのヌタ場(土浴び)
速水林業の森では、動物はビジターではなく、メンバーです。こうしたフィールドサインは、人工林でも生物多様性を確保できるということの証明です。
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(写真4)瀬場谷林分の山桜
この林分は生態系保護区の下流にあり、かつて拡大造林が実施された場所ですが、広葉樹の伐採の際に山桜を残したために、春には美しい桜色の雲が広がっています。この桜も将来木材として生産できる可能性があります。
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