認証審査
認証作業は1999年9月21日から始まり、CoC認証の審査も含めて26日までの6日間にわたって実行されました。
日本にはまだ、国内の認証基準が存在しないため、基準を適応させるオリエンテーションから始まりました。日本では間伐が手遅れになることで、多大な弊害が出ているため、速水亨の提案で「間伐が行われていること」という条件が追加され、項目が厳しくされました。翌22日には公聴会が開催され、地域の森林関係者から環境保護団体、行政など、25名が集められました。
現場の審査は、任意に選んだ林分から始まり、その後は地形条件、面積、樹種、樹齢等で審査に適切と思われる現場を選考しました。育林計画とその結果としての林分状態、林道作業道の現状と計画、特に林道と河川の汚濁の関係、搬出現場での作業計画、責任体制、安全管理、能率、環境的配慮等、多岐にわたる質問が続き、作業員や、道路建設を請け負う者に対しても、質問がなされました。
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