日本家屋を現代の住まいへとリフォーム
築50年の日本家屋を、日本の伝統と知恵をいかしながら、現代の住まいへとリフォームされた事例です。国産材をふんだんに使い、リフォームしたてでもどこか懐かしさを感じるような雰囲気、とオーナー様の願いがこめられています。
こちらは会社の保養所のように使われるということですが予算が低い中、どのように国産材を揃えるかが大きな課題でした。通常市場に出ていないような所謂B級材の尾鷲ひのきを探し、材木屋さんに譲って頂きました。
そのような材料を使用しても、アイディアと工夫次第で家具や周りの景観と調和して、素敵な空間へと生まれ変わります。同じ価格でピカピカの輸入材が揃えられるかもしれませんが、木を育てた人、加工した人、譲って下さった材木屋さんたちの思いがこもったこの尾鷲ヒノキに包まれると、とても心が温まる気がします。
こちらのリフォーム事例は Casa BRUTUS 2012年11月号 「リノベの天才、DIYの達人。」にて、4ページにわたって紹介されました。